今日もブックオフへ行った。
長沢樹著「ダークナンバー」があったので買った。
狙っている文庫本が100円(税込110円)の棚で見つかる事は少ないが、「な行」の棚を眺めてきたら目についた。
2009年警視庁に、捜査支援分析センター(通称SSBC)が設置され、この新設部署の女性係長を主人公とした警察小説のようだ。
警察小説はもう安心安全のジャンルである。
ただ主人公や他の登場人物に好感がもてるかどうか、もうそれだけである。
大体同僚や同期の刑事に、柔和で良い人と、粗削りで攻撃的な人が出てくる。
特に後者の、野生的で、粗暴で、手荒に扱う刑事が出てくると、こちらも身構える。たのむから、あまり出てこないでくれと。
この「ダークナンバー」にそのような荒々しいキャラが出てきませんようにと祈る。でも基本的には最後まで読む。
宮本輝も必ずチェックする。
「流転の海」が大量に(といっても7〜8冊)100円の棚にあったので、第二部「地の星」を買った。
これも第一部を読んでから、まったく第二部に行けずにいる。
意を決して読み進めないと、このまま第一部のままで終わってしまう。
この第二部も何回買ったか分からないが、今日も買った。
もう読むしかない。